水曜日, 3月 17, 2021

ハイゼット:トノカバー

 作ろうと思っていた最後のパーツの製作です。本当はもう一つあるのですが、道具が・・・

 今までの軽トラには雨しのぎと荷物の目隠しのため「シート」を付けていたのですが、使い勝手が悪くアメリカのピックアップトラックに良く着けているような「トノカバー」を作ってみたく思いトライしてみました。

簡単なのは30角ぐらいの胴縁と合板で作れば良いのでしょうが、重くなるのとおもしろくないので今回はアルミ角パイプと同じくアルミの複合板で作ってみた。

アルミ角パイプは30×30×2t 3,550円+税

複合板 アルリーダー(三菱ケミカルインフラテック) 1,820×910×3t2,180円+税

 

まずは荷台の寸法確認!

あおりの外寸で横幅 1,460、長さ 1,700 なので若干小さめに作るとして、複合板の切断を少なくするため、1,450×910の前部と 1,450×790の後部。 実際には丁番を付ける繋ぎの部分の隙をそれぞれ5mm程取るためその分後部は短く加工します。

また、跳ね上げの基点となるキャビン側にはベースとなる角鋼材(30×60×3t)を左右のあおりに挟むようにして加工取り付けました。

この部分もアルミにしても良いのですが、トノカバーの取り外し可能にするため強度確保のためあえて鋼材を利用。 丁度家に転がっていたのが寸法的に丁度良かった!

ベースと寸法が決まればアルミパイプの加工。 4分割にしてしまうとコーナー合わせ部の接続方法が付き合わせになり、強度確保が困難と思われたため、2カ所折り曲げ「コの字」型でまずは加工。 1,460×910×1,460で3,830になり定尺4mの角パイプ1本で仕上がる格好。

あとは910一本をコの先端で付き合わせ( Iコ )てアングル(L型)でつなぎ合わせる形にしました。接続にはタッピングビスとアルミリベットの合わせ技に加え、ビス強度を増すため角パイプ内部に木材を埋め込んでの固定としました。

中央部にも桟として1本取付、まずは前部側のフレームが仕上がり! これをベースの鋼材に丁番で固定。 この丁番も本当は長~~い、長丁番(300mmか400mmぐらいの・・~で接合したかったのですが、欲しい幅のモノが無く普通のものとなってしまいました。

 前部が仕上がれば、後部の採寸を再度行い加工実施。 一人でコーナーに木を入れ90度の直角を保ちながらネジ止めするには広い作業場が欲しい~~~

フレームができあがればそれに併せて複合板の寸法をけがき、切断取付。

切断にはグラインダーを使ったのですが、なかなか真っ直ぐには切れないわ!

複合板とアルミフレームの間には一応コーキング材を塗り、水の浸入を防ぐようにするとともに、前・中の接合部分にはフレームと複合板の間に25mm幅のゴムベルトを挟み込み、接合部からの水侵入を防ぐ形にしました。

 また、周辺の隙間もコーキング材を塗り完全防水とまでは行きませんが、極力水が入らないようにしました。 とは言え、フレームとあおりの保護材の間はスカスカだから意味ないかな!?

 最後部には鍵穴付きのパッチン錠を取付、保安と走行時の跳ね上がり防止としてます。

と言うことでとりあえずはトノカバーができあがり、当初計画のものがほぼできあがりました。 本当はフロントバンパーガードも作りたいのですが、こちらはやはり1インチ以上の鋼管(ガス管)でないとだめなので、ベンダーがもう一つ必要なのよねぇ~~

そのうちベンダーの目処がつくようならバンパーを作ってみよう!




そうそう、ベースの鋼材には一応ダンパーを取付出来るようにアームも付けて、ダンパーも用意はしたのですがさすがアルミ! 軽くてダンパー必要なかったわ(^^ゞ

 




 


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