バンパーガードを作るかどうか悩んでました。
理由としてはバンパーガードを作る場合パイプ径が最低でも 32A(1 1/4B)のガス管くらいのサイズが欲しかった。 このあたりで適当な管を調べると
単位:mm 種類 |
名称 |
外径 |
厚み | |
25A |
1B |
ガス管 |
34.0 |
3.2 |
32A |
1 1/4B |
ガス管 | 42.7 |
3.5 |
E31 |
電線管 |
31.8 |
1.4 |
|
単管パイプ |
足場用 | 48.6 |
1.8 |
このうち一番欲しい32Aのガス管は近くのホームセンターには扱ってない。
近くに鋼材屋があるけれど、ここで買うと定尺サイズつまり5.5m単位での販売になりこのサイズじゃぁ軽トラに乗らないのよねぇ・・
まぁ、切って持って帰れば良いのだけれど今回そこまで気が回らなくて結局肉厚の厚い25Aの白ガス管でトライすることにしました。
ショップで売られてるモノを参考にしてイメージ作り! 図面はありません (^^ゞ
全長は1,350mm程で左右300mmのところで20度ほどの角度を付けて取り付けることにしました。
あと、ベースとなるステーはフレーム左右にある穴2カ所を使用。 前方は15Φ、後方は13Φで後方の穴を前方と同じ15Φに加工する前提で作業を進めます。
穴を広げ、車体右側はカバーがあるため一部カット!取付ボルトは一部ショップではバンパーを外しシャーシフレーム前方からステーにナットを溶接付けして差し込む方法を取っていましたが、バンパーを外すのが手間なので写真のようにボルトにフラットバーを溶接付けして、Tボルトのようなモノを加工して取り付けることにしました。 うまく挿入出来るようにするのに何度も削っては合わせての繰り返し作業
Tボルトができあがると、端材で仮ステーを作り張り出し位置の確認と、立ち上げ部の角度確認。 バンパーガードのパイプを受ける部分は40mmの角パイプで作ります。シャーシーから50mmのアングルで下げると丁度バンパー下部と面一になるので、アングル下部に角パイプを溶接付けし、立ち上げました。
これでおおよそのガードパイプの張り出し位置を確認しました。
次はいよいよメインのパイプの加工!
前回作業で購入したパイプベンダーでは外径34mmの今回の管では使えないため、本当は別途パイプベンダーを購入する必要があるのですが、今回は管を曲げる内側に切り込みを入れて曲げる方法をとりました。
メインパイプは切り込み1カ所でほぼ20度の角度が得られました。 ちなみに切り込みは3.5tの300Φ切断砥石で管の半分を切り、残りを2.2tの切断砥石を使いグラインダーで追い込み切断。 追い込みは約10mm程の管の繋ぎを残しての切断です。メインパイプは簡単ですが、問題はアーチ部分。 これは約50度~60度の角度にする必要があり一番ベンダーが欲しいところ。
事前に端材を使って何カ所ぐらい切り込みを入れれば目的となる角度が得られるか試した上で、今回は10mmスパンで9カ所の切り込み加工を行いました。
切り込みが完了すればハンドウィンチで引き寄せて曲げ固定、この状態で溶接をして、メインバーに取付を行いました。
まぁほんと溶接の上達しないこと・・ (^^ゞ
この溶接の下手さをごまかすために、溶接部をパテで埋め塗装もチッピング塗料を使って目立たない工夫をしたのは秘密です ヾ(≧▽≦)ノあははは!
で塗装です。 白ガス管と言うのはメッキを施したパイプになるので、足付けのためサンダーで軽く傷を付けミッチャクロンを塗布した上でまずは黒の油性ペイントを塗布。この際、ネットで見た効果の程は??な、バーナーで焼くエセ焼付け塗装工法を試して見ました。
塗布しては焼き、また塗布しては焼く・・ 本当の焼付けは100~200度くらいの温度で専用の塗料を焼くんですよね・・ この方法で見ると火に当たるところはそれなりの温度ですが、母材そのものは30~40度ぐらいしか上がってない状況でした。(非接触温度計で確認)
効果の有無は別として、まぁ自己満足です
全ての作業が終わった本日、無事取付までこぎ着けました。
ナンバーは元の位置でも良かったのですが、見えないとクレームが来てもいやなので前面に移しました。 また、現在フォグを注文中でその取付用のリブだけは付けておきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿