以前持っていた Xentry&C4は売却してしまったのですが、先日車検後の初長距離である大阪南部へ行く途中、高速を降りて一般道を走り出し数キロ走ったところでエンジンチェックランプの点灯と1気筒死んだようなエンジンの反応・・・ 路肩に寄せエンジンを止め再起動したところ以降はスムーズに動き出した。
W205購入後1年ちょっと、大した距離は走ってないけれどエンジンチェックランプの点灯は過去の車も含め初体験。
こういった時にこそ診断機(テスター)が欲しくなるよねぇ・・・
今のところ問題なく動いているのでディラーへは行ってないけれど、なんかモヤモヤする。
Xentry売却後汎用診断機で良いのがあれば・・ と色々物色はしていたのですが、最近オークションで Xentry の「
PassThru」って言う言葉をよく目にするようになり、PCとOBD2のコネクターみたいな物しか写真がなく、マルチプレクサであるC4とかC5などの
SDコネクター
がない・・
と言うことでまずはその辺の最新情報の入手と整理を行ってみた。
現在メルセデスベンツ純正の診断機としては
Mercedes Xentry OpenShell Diagnostaic (XDOS)
と言うPC,ソフト、SD(Star Diagnosis)コネクターをセットにしたもので、概ね以下のものが一式のシステムのようです。(正式パッケージを知らないので知り得たものを並べてます)
1. DAS :自動診断支援システム
2. Xentry :新車を診断するために 2009 年 4 月以降に Bennz Company によってリリースされた新しいソフトウェア。
3. WIS(Workshop Information System) net:車内配線図の全図、部品配置図、メンテナンス方法を提供。車台番号を入力すると、製造データ、エンジン構成、車種の詳細が表示される。
4. EPC.net:電子部品カタログ
5. ST Finder:Part Location Finder
6. STARUTILITIES : 動作管理システムとセルフテスト
7. SD MEDIA
8. PL76
9. HHT :ソフトウェア古い車用
あと、これに加え
DTS Monaco :エンジニアリング ソフトウェア(Vediamoより多機能?)
Vediamo :エンジニアリング ソフトウェア
XENTRY Pass ThruSDコネクトではなくPass Thru (パススルー) として知られる
SAE J2534 プロトコルによる汎用アダプタ(OBS2)を使う診断システムで、ソフトウェアはOpenShell とほぼ同じ内容。
低コストの機器を使用する独立した技術者が車両にアクセスして作業を手頃なコストで実行できるようにしたもの。ただし、これらのプロセスは制御ユニットに修復不可能な損傷を引き起こす可能性があるため、安全に関する推奨事項に関する特別な知識が必要です。
と言うようなものらしく、様はPassThru 版は安価にシステムを構築できディーラー以外のSHOPでの利用を可能にしているようです。
ちなみに汎用品で調べてみると
中古PC(1~2万円)インテルの i5ぐらいで良さそうですが、ノートPCはHDDが遅いのでSSDに換装した方が良い
汎用アダプタ(Openport 2.0)
tactrixが正規品ですが $169~ と高価で中華製の2~3千円のが多く使われている
ソフト群は
本家メルセデスも一般にアダプタ(VCI)込みで
KIT販売している様なのですが、ここはやはりコピー品。
ebayで 0.5~2万円で売られてます。
以上を総括すると2万ちょっとで実現は出来そうです。
と言うことで、私は試しにネットで探したソフトをインストールしてみましたが、なかなかうまいこといかない。
パスワードは keygen などでクリアできるのですが、メルセデスのサーバーとのコネクションが取れない。
海外の掲示板ではその辺のクリアするための Pachなど配布しているようですが、有料サイトのため入手出来ない。かといって売ってるものを買ってうまくいくかどうかの保証もないので、Yahoo!で組込んだセットを売っているのでポチッとしてみることにしました。 情けない(^^ゞ