土曜日, 9月 30, 2017

コムス(COMS):バイザーの製作

今回買った、コムス  オプションのキャンパスドアが着いていません。

 ディーラー展示用のリース上がりなのですが、展示にはドアが必要ないからなんでしょうね。

で、買ったお店で後付けしたら・・ 

って聞いてみると新車時のオプション価格は51,429円なのですが、後付けになると部品代だけで10万、取付に6万ぐらいかかるとの事

後付けで部品代がなんで上がるねん!!

と言う事で、購入時にキャンパスドアを注文しなかったのでなんとか自作してみることにしました。
走ると結構風を巻き込み、背中の方で渦巻いてる感じです。 これが雨の日だと背中がずぶ濡れになりそうです。

 純正を見ると開口部全てがドアって訳じゃなく「サイドバイザー」が着いているんですね・・

 サイドの開口部を全部ドアにすると大きすぎるし、形も難しくなるので
まずは純正と同じくサイドバイザーを作る事にしました。

作るに当たって一番懸念したのは、パイプのR加工・・・ 旨く曲げられるだろうか!?
最初色々パイプベンダーから購入、或いは作るべきか思案していましたが、ホームセンターで電工用の鋼管 E19(パナソニックの外形19φ1.2t)だと何とか手曲げできそうなので、これで作る事にしました。

まずは、適当な板の端材を使いRの型作りから始めました。
バイザーは丁度サイドミラーの視野範囲になるので、サイドミラーの視覚を遮らない様に注意して型取り。

  出来上がった型に合わせてゆっくり手でダマシ・ダマシ曲げて行きます。





 
 一気にやると綺麗な曲面にならず潰れてしまうので注意深くやりましたが、結局この曲面だけだと、弾性で戻るため曲がりが足らず型を使わず追い込んだため左右が多少いびつになってしまった・・ (^^;







次に、ボディ側は15mm巾の軟鋼の帯鋼を曲面に合わせて手曲げです。
この作業、曲げる事自体は簡単なのですが、実際にはねじれがあるためなかなか思ったようには出来ませんねぇ・・ 
一応、現物合わせしながら作ったけれどなかなか旨くは行かんなぁ (^^;







 アクリル取り付けようのタブもつけ、 左右、出来た所で塗装です。





塗装が終わればいよいよ、アクリル板の型取り。 これが一番の思案どころでしたねぇ・・

近くのホームセンターで手に入れられるのは1mmと2mmの二種類のみ
1mmは薄くペラペラな感じ、かと言って2mmでは厚すぎ三次元に曲がる曲面の加工は難しそう!!

本当は1.5mmぐらいが一番良さそうなのですが、わざわざ通販で買って硬くて曲げにくく失敗した場合のことを考え、取りあえず今回は1mmで作る事にしました。

これが幸いしてか、1mmならハサミででも切れるのでカットは楽だったわ

若干大きめに切り、あとは現物合わせで切っていきました。



 現物合わせが終われば、フレームを隠すために縁を50mm程黒く塗装
塗装は内側に行い外からは光沢がある状態の仕上がりになる予定。




 塗装が終わったアクリルをフレームに取り付ける際、結構大雑把に作ったので隙間が出来ているのと、直接タッチさせるとネジ止めしたとき走行中の振動でネジの緩みも出来ると思うので、ウレタンの緩衝材を挟むことにしました。
 最初は、屋根に使う波板固定用フックの白いウレタンを使っていたのですが、よくよく考えたらフレームを固定する際に、ボディに直に当てて傷つけるのを防ぐのに15mm巾のウレタンテープが余っていたので、片側はこのウレタンテープを貼り付けました。





  最後にアクリル板の取付ですが、ネジはメッキネジしか手に入らないので、頭を黒く塗装しての取付です。

 また、長さも短いのが無く取りあえずは25mmと言う長いので取り付けました。
まぁ、最後気になれば切ってしまえばしまいですからね



で、仕上がりはと言うと・・






















とまぁ、こんな感じに出来上がりました。
取りあえず、これで試験走行してみると 低速では風の巻き込みはかなり改善されたと思います。
でも高速になると背中と言うより頭の方に巻き込みがある感じです。

実際雨の日にでも走行してみないと詳細は分からないけどね

月曜日, 9月 11, 2017

トヨタ「コムス」

今回、変わった車を購入してみました。

トヨタ車体が販売する「コムス coms」です。

これは母用に購入したもの。 以前から田舎に住む母は買い物や通院の足に車を使っていますが
その母も今年は86歳!
年寄りの事故が問題となる昨今、実際問題として必要なのは事実なんですよねぇ・・

私が完全に今の仕事を辞め、自宅近辺で仕事をするようになるまで後2年は何とかして欲しい!!

そんな母も、最近また車を自宅のかべに擦ってしまった! 不慣れな外出先ならいざ知らず、自宅で擦ると言うのは問題。
ましてや、自分の友だちを乗せて良く出かける。 人様に迷惑を掛ける事は最小としたい・・

かといって、シニアカーでは移動に時間がかかったり、アップダウンの多く道路の整備も不十分ですからね・・ 

ずいぶん以前から日産やホンダ、トヨタもそうですが「スマートモビリティ」ってので社会実験をやっていますが、国にその気がないからいつまで経っても「社会実験」
結局は国は当てにならないので、自分で出来る事は自分でやろうと探した結果、今回のコムスです。
しかし、これ 新車で買えば80万ちょっとしますからねぇ・・ 後2年程の為に新車を買うのは無駄なので、中古を探して購入。
 しかし、出物が少なく値段も高いねぇ・・ 名古屋の「NTPカーモスト」と言う所がバッテリーを新品交換して40万そこそこであったので、ココで買う事に。
名古屋なら取りに行くことは可能!(陸送で6万と言われたので自分で取りに行きました。)

 早速、昨日の日曜日に知り合いで積載車を借りて取りに行ってきました。














片道3時間半、なかなかの距離でしたわ (^^;
最初、フックが後部しか無い・・ と言われてたのですが、前部にもあり素人作業ですがキッチリ固定することができました。










で、本日は早々乗れるようにナンバーの取得と若干の安全性向上策を・・

ナンバーは「ミニカー」登録なので、市役所の税務課へ行き登録。 諸費用は何もかからず・・
原付ならご当地ナンバーに出来たんですがねぇ!!


左の写真で判るように、ルーフ後にハイマウントストップランプ
ナンバー横に後部カメラを取り付けました。

ストップランプは今回Amazonで1000円程で買いましたが、カメラは以前買った物





電源はこの車にはオプションのシガーソケットが付いていましたので、そこから分岐

ルームミラー代わりなので、常時動作にしているのでキーONで映るようになってます。

モニターはダッシュボードも考えましたが接着性と、ルームミラーの位置を考慮し、左上全面に・・ ただこの車、内装ってのが無いので配線はAピラーに露出してるので少しブサイクですねぇ・・ しかもモニターのミニプラグ迄の線が短いので余計です・・

付けてから気がついたのですが、座高のある私はこの位置で丁度良いのですが、年老いて背中の曲がった母にはちょっと高すぎた!!



 ハイマウントランプはさすが値段相応で、接着の両面テープがタコでしたわ
粘着力の有る物で補修して、電源はストップランプより分岐









取りあえず、これだけの物を付けてまずは私がテスト走行

往復で 20km ちょっとにある知り合いの くるまや まで。 平地では60kmがほぼ最高速度
しかし、この車って 50km でリミッターがかかるような投稿を観たけどなぁ・・
私の実家は標高 127m程の髙地にあるので、行きは良いが帰りが心配なんですよねぇ・・


 
平地での走行

母が利用するルートを標高差でマッピングしてみました、一番勾配がきついのは5.7%ですがこれは比較的距離が短い
次に私の住む 町 の境から、家までの間が勾配は 4.2% 程度ですが距離が長い・・
全工程の半分、約2km程あるのですが私の体重(三桁まで何とかいかない)でも 40km程の速度で登る事が出来ました。

 まぁ、この程度の動力性能だったら母の行動範囲では十分でしょう。
 ちなみに、母の友だちの所はまた勾配のきつい (9.7%) 所にありますが、母の運転で問題無く行くことが確認できました。